眼瞼下垂の治療はレーザーによる手術です。この治療方法はメスに比べ、出血が少ないのが特徴です。ただし、まぶたを開けすぎるとドライアイにかかわり、眼球にも変化がみられることもあります。
そのため、当院では、手術によるリスクにも注意しながら治療を行っていくように注意しています。
また、保険適用ですので、少ないご負担で治療できます。

この病気は、ご高齢の方に起こりやすいです。とくにハードコンタクトレンズを10年～20年使用している女性に多い傾向があります。
ハードコンタクトレンズは、ふちがとがっているため、まばたきをするときに、目の筋肉がのびてしまいます。これが原因だと言われています。
下がったまぶたを無理にあけるとシワができますので、お悩みの方は一度ご相談ください。

眼瞼下垂の症状

• まぶたが下がってきて目を開けにくい
• 視界の上の方が見えにくくなる
• 額の筋肉を使って眉を上げるため、しわが寄りやすくなる
• まぶたを持ち上げようとして頭痛や肩こりが出ることがある
• 重度の場合、日常生活に支障が出るほど視界が遮られる

眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉や腱膜の異常によってまぶたが下がることが主な原因です。先天的に筋肉の発達が不十分な場合や、加齢に伴って筋肉や腱膜が緩むことで生じることがあります。
また、長期間のコンタクトレンズ使用、眼の手術や外傷の影響、さらには神経や筋肉の病気によっても起こることがあります。
重症の場合は視界が妨げられ、日常生活に影響を及ぼすため、適切な診断と治療が必要です。