加齢黄斑変症AMD

加齢黄斑変症

加齢黄斑変症
加齢黄斑変症は、目薬や注射など保険適用の治療を提供しているので、お気軽にご相談ください。
加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)は、加齢が原因で網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見えにくくなる病気です。
当院が1996年に開院した当時は少ない病気でしたが、食事の欧米化などが原因で増加傾向にあります。

こんな症状ありませんか

  • 新聞や本の文字が読みにくい
  • テレビの字幕がはっきり見えない
  • まっすぐな線がゆがんで見える

加齢黄斑変性について

治療方法には、お薬を目に注射するものがあります。
この治療は視力を改善する方法であり、保険適用で行うことが可能です。
注射で治療できるため、1回の治療時間はあまりかかりません。ただ、1カ月に3回注射して様子をみる必要があります。

保険適用の治療ですが、患者さまへ負担がかかりますので、ご相談のうえ、治療を行います。
また、感染症の危険がゼロではないので、当院は衛生面が保たれている手術室で治療を行います。

加齢黄斑変性の予防法は、禁煙、緑黄色野菜が多い食事などです。日頃からタバコをやめる、直射日光を避け、サングラス、帽子などで目を保護するなど、なるべくリスクになることを避けて生活しましょう。
ただ、初期に発見し治療すれば、視力を維持できる可能性があります。
手で片目を隠して、もう片目でモノを見たとき、ゆがんで見えることはないでしょうか。真ん中だけ見にくいなどありましたら、一度当院までご相談にいらしてください。

加齢黄斑変性の症状
  • 中心部が暗く欠けて見える(中心暗点)
  • 物がゆがんで見える(変視症)
  • 視界の中心がぼやける、かすむ
  • 色が正しく見えにくくなることがある
  • 視力が低下し、本や新聞の文字が読みにくくなる
加齢黄斑変性の原因
加齢黄斑変性は、加齢によって網膜の中心部「黄斑」に障害が起こり、見たい部分が見えにくくなる病気です。
欧米では成人の失明原因の第1位であり、日本でも高齢化や生活習慣の変化に伴い患者数が増加し、失明原因の上位に挙げられています。
黄斑は網膜の中心にある直径わずか1.5〜2mm程度の部分で、ものを見るために最も重要な場所です。
黄斑に障害が生じると、他の部分に異常がなくても視力が著しく低下し、運転や読書などの日常生活に大きな支障をきたします。
加齢に加えて、喫煙、食生活、紫外線なども発症リスクに関与するとされており、特に高齢の方では注意が必要です。